141 【上級】単語

Pada tahun 1984 Indonesia berhasil mencapai _____ beras.

A. otomatis
B. otonomi
C. swadaya
D. swasembada

解答：Ｄ
1984年に、インドネシアは米の自給達成に成功した。

swasembada は「自給」。サンスクリット系接頭辞 swa- は「自-」という意味を持つ。また、ヨーロッパ系接頭辞 oto- （英語：auto-）も、やはり「自-」に相当する。

他の選択肢
A: otomatis 「自動（的）」（英語：automatic）
B: otonomi 「自治」（英語 antonomy）
C: swadaya 「自力」
    LSM ＝ lembaga swadaya masyarakat 「非政府組織、NGO」
      （直訳：社会自力組織）

このような、インドネシア語の接頭辞（語根）は、漢字で、「自」からさまざまな熟語ができるのに似ています。Ａ級を目指す人は、辞書を引いたら前後の単語も同時にチェックし、語彙を増やしましょう。

その他
otobiografi 「自伝」
otokritik 「自己批判」
swalayan 「セルフサービス」
swastanisasi 「民営化」  郵政がらみで出るかも？

ところで最近、私は意識して文法問題を減らし、単語やイディオムを出題するようにしています。実際のイン検（とくにＢ級・Ａ級）では、接辞の識別を中心とした文法問題の比率がとても高いのですが、そういうのはやめたほうがいいと思います。英検では、純粋な文法問題はとても少なく、2級以上ではほとんど出題されません。
「実用性」を考えるなら、文法問題は無意味だと思います。「me-kan の意味が menyebabkan jadi であるものを選べ」みたいな問題を作るのはつまらないし（作ること自体は、過去問や文法書から例文を４つ引っ張ってくればいいだけなので、難しくないですけど）、みなさんも解いてて楽しくないでしょう。今後も、あまり作らないつもりです。

そうは言っても、今後も出題されると思いますので、過去問の文法問題に関するご質問があれば、できるだけお答えします。お気軽にお寄せ下さい。