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gula さんから、A級過去問について [質問・おたより]

先ほど過去問題をといていて、もしかして間違いではないかという出題がありました。
jaman様はもうご存知かもしれません。
Blog中でjaman様が教えて下さっていた「分かち書き問題」です。
 
(2003年1月 A級 Soal Tata Makna)
Pemenggalan kata-kata di bawah ini semuanya benar, kecuali.......
A. mi-num-an
B. se-nim-an
C. men-ca-pai
D. me-nge-na-I (タイプミスだと思いますが、最後の i が 大文字の I になっています)
 
この問題の回答をみると、Cとなっていましたが、Bもtidak benarですよね。実際の出題はどうなっていたのでしょうか。
少し気になります・・・


コメント(2) 

コメント 2

jaman

この問題は明らかに模範解答のミスです。
解答はCとなっていますが、正しい解答は(つまり、誤っているものは)Bです。

A:mi-num-an は正しく、B:se-nim-an は誤りで正しくは se-ni-man であることは、以前書きましたのでそちらをご覧ください。(2005-06-14)
CとDについては説明しなかったので、ご説明します。
C:men-ca-pai と D:me-nge-na-i はいずれも正しいです。
このような単語では、基語と接辞に分けます。
Cの mencapai 「達する」は、基語 capai に接頭辞 me- のついたものです。したがって、men-ca-pai となります。pai は分けなくていいのかと思われるかもしれませんが、pai で一音節です。なぜなら、インドネシア語では、ai, au, oi の3つは「二重母音」として一つの音と考えられいるためです。capai は cape のように発音されることがよくありますよね。ai が e になってしまうのは、ai が一つの音である証拠です。
Dの mengenai 「~に関して」の基語は、kenai ではなく kena 「当たる」です。もはや意味の関連は薄くなってますね。kena に接頭辞 me- と接尾辞 -i がついたものなので、そこで分けます。だから、me-nge-nai ではなく me-nge-na-i となるのです。つまり、ai は、接頭辞・接尾辞ではなく基語であるときには二重母音として分けないのですが、i が接尾辞 -i であるときには a-i と二つの音に分けることになるのです。

ミスはしかたのないことですが、販売するときには直して欲しいですよね。コピーを高く売りつけてるんですから、いくらなんでもひどいと思いますよ。まあ、さすがに採点する時はBを正解にしてたはずですが、いや待てよ、イン検協会のことだし。もしや…ガクガクブルブル
by jaman (2005-06-28 23:30) 

gula

jaman様、
早速コメント頂き、ありがとうございました!
なるほど、模範解答間違い・・・・ 納得しました。
大学入試試験でも全くミスがないわけではないですものね。
全員○になる方向にミスして頂くとありがたいのですが (∩.∩)
しかし、先日教えて頂いた「選択肢には、実際には存在しない単語も含まれる」ということなど、私には思いもよらないことでしたので、こちらに伺って新たな「傾向と対策」を身につけさせて頂きました。
対策⇒とにかく単語力をつけるべし・・・ ですね。
by gula (2005-06-29 16:37) 

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